演題 「自分の可能性を信じて」 ~パラリンピックの頂点を目指して~
小池岳太さんは、岡谷市出身です。縁あって今回の講師にお招きしました。
パラリンピックでは、障がいに応じた用具を使用し、クラス分けやハンディ別の試合が行われるそうです。
小池さんがソチオリンピックで出場した時の映像を見せていただきましたが、
ガタガタの急斜面を100㎞のスピードで果敢に滑っていて、その迫力に圧倒されました。
パラリンピックは戦争で負傷した人たちのリハビリとして始まったそうです。
「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。」 心にズシンとくる言葉です。
小池さんは幼少期からスキーに親しみ、高校時代の夢はサッカー選手。
しかし、苦労して体育大学に入学したのに、20歳の時にバイク事故に遭い、
一命は取り止めたものの、左手が不自由になってしまったそうです。
と、ここで小池さん「片手で靴ひも結べる?」 みんなでチャレンジしてみました。
「結べたよ!」という人たちもいましたが、普段両手でやっていることを片手で、
というのは難しいですね。ハンディを持つってこういうことなのか、少し実感することが出来ました。
小池さんが生徒の皆さんに伝えたいこと
・簡単にあきらめない心 ・挑戦していく心 ・自分、仲間を大切にする心
1つでも心に留めて、生活していきたいです。
最後に、右手でキーボードを弾きながら、「ENDLESS RAIN」を
歌って下さいました。
現在は、自転車競技もトレーニング中だそうです。
スキー板やウェアも見せていただきました。
リハビリやトレーニングは想像以上に大変だと思いますが、
今まで幾多の困難を乗り越えて来た小池さん、
次の大会では、金色のメダル目指してがんばって下さい!